同居している義母の夏お召紬です。 男物の着物を洗い張りして、女性用に仕立て直しました。帯を華やかにすることで宮沢りえさんのよう なコーデになります。 平置きでは分かりませんが実際に着ると透け感が楽しめます。 仕立てをお願いした京都の呉服店のご主人いわく、節はないけれども紬の一種で、男ものによくあったしっかりした生地ながら涼しく透け感のある夏お召し紬で、大変質の良い生地だと言われたそうです。 男物なので身丈が足りず、隠れる部分に足し布をしています。 衣敷当てつきで、仕立ては京都の一級和裁士の方の中でも上手い方に特別にお願いしました。 元が男物だけあり、端正でスタイリッシュ、ハンサムなお着物です。義父の若い頃のの着物を仕立て直したので、反物は昭和時代のもの。古い故に本当に良いものです。 書生かすりのような色、模様です。ドットは明るくきれいな水色です。 こうした着物に女性らしい染め帯や夏の羅の帯を合わせてるととても素敵です。 仕立て直しは2022年、2023年の６月から８月に合計3回ほど義母が着用しただけですのできれいですが、 たたみしわ、うっすら襟汚れがあります。 ゆき　66 袖丈 49 身丈　157 袖幅　33